ITパスポート試験対策!HTTPSとは?

1. はじめに

インターネットを利用する際、ブラウザのアドレスバーに「https://」と表示されているのを見たことがあるでしょうか? これは「HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)」と呼ばれる、安全な通信を行うためのプロトコルです。

ITパスポート試験では、HTTPSの仕組みや役割について問われることがあるため、本記事で詳しく解説していきます。

2. HTTPSとは?

2.1. HTTPとHTTPSの違い

項目HTTPHTTPS
セキュリティ暗号化なし暗号化あり
データの保護盗聴・改ざんのリスクあり通信内容が保護される
使用されるポート80番443番

HTTPSは、HTTPにSSL/TLSという暗号化技術を組み合わせた仕組みであり、通信の安全性を高めます。

2.2. HTTPSの主な役割

  1. データの暗号化:第三者による盗聴を防ぐ。
  2. データの完全性:通信途中で改ざんされないようにする。
  3. 認証機能:正規のウェブサイトであることを証明する。

3. HTTPSを支える技術

3.1. SSL/TLSとは?

HTTPSの暗号化には「SSL(Secure Sockets Layer)」や「TLS(Transport Layer Security)」という技術が使われます。

  • SSL 3.0:過去に使用されていたが、脆弱性のため非推奨。
  • TLS 1.0, 1.1:古いバージョンであり、近年は非推奨。
  • TLS 1.2, 1.3:現在の主流であり、安全性が高い。

3.2. 公開鍵暗号方式と共通鍵暗号方式

HTTPSでは、以下の2つの暗号化方式を組み合わせてセキュリティを確保します。

暗号方式特徴
公開鍵暗号方式鍵が2つ(公開鍵と秘密鍵)あり、安全な鍵交換が可能
共通鍵暗号方式同じ鍵を使って暗号化・復号を行うため、処理が高速

通信の最初に公開鍵暗号方式で鍵を交換し、その後は共通鍵暗号方式で通信を行うことで、安全かつ高速なデータ通信を実現します。

4. HTTPSのメリットとデメリット

4.1. メリット

  • セキュリティ強化:通信が暗号化され、個人情報やパスワードが保護される。
  • 改ざん防止:データが途中で変更されるリスクが低い。
  • SEO対策:GoogleはHTTPS対応サイトを優遇するため、検索順位が向上しやすい。

4.2. デメリット

  • 通信のオーバーヘッド:暗号化・復号の処理が必要なため、負荷がかかることがある。
  • SSL証明書の取得コスト:サイト運営者は証明書を取得・管理する必要がある。

5. SSL証明書とは?

HTTPSを利用するためには、ウェブサイトがSSL証明書を取得する必要があります。

5.1. SSL証明書の種類

証明書の種類認証レベル用途
DV(ドメイン認証)個人サイトやブログ向け
OV(組織認証)企業サイト向け
EV(拡張認証)銀行・ECサイトなど高い信頼性が求められるサイト向け

証明書を発行する**認証局(CA: Certificate Authority)**が、サイトの信頼性を保証します。

6. ITパスポート試験対策ポイント

ITパスポート試験では、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • HTTPSはHTTPにSSL/TLSを組み合わせた安全なプロトコルである。
  • HTTPSではデータの暗号化・改ざん防止・認証が行われる。
  • SSL/TLSは公開鍵暗号方式と共通鍵暗号方式を組み合わせて使用する。
  • SSL証明書にはDV、OV、EVの3種類がある。

7. まとめ

  • HTTPSはインターネット通信のセキュリティを向上させる技術。
  • SSL/TLSにより、データの盗聴や改ざんを防ぐ。
  • ITパスポート試験ではHTTPSの役割や暗号化方式を理解することが重要。

HTTPSの仕組みを理解し、安全なインターネット利用と試験対策に役立てましょう!

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