【DX検定対策講座】第5編ー②|IT統制と役割分担(ITガバナンス・RACI)


🏛️ ITガバナンスとは|“IT投資と経営戦略をつなぐ”ための仕組み

ITガバナンスは、
企業のIT投資・IT運用を経営戦略と整合させるための枠組み

DX検定では次の理解が正解。

ITガバナンス=IT投資や意思決定を統制し、経営戦略と整合させる仕組み


🧭 なぜITガバナンスが必要なのか?

企業のITは年々複雑化し、
「現場が勝手にツール導入」「部門ごとにバラバラのシステム」
といった問題が起きやすい。

その結果…

  • コストが増える
  • データがつながらない
  • セキュリティリスクが増える
  • 経営判断に必要な情報が揃わない

こうした“ITの野良化”を防ぐのがITガバナンス。


📊 ITガバナンスの構成要素(表)

要素内容
方針・ルールIT投資基準、セキュリティ方針
組織体制情報システム部、IT委員会
プロセス企画 → 評価 → 導入 → 運用の統制
評価指標効果測定、リスク管理
アーキテクチャ整合性全社システムの標準化(EAと連動)

🧠 初学者向けの理解ポイント

  • ITガバナンスは “ITを経営の武器にするための統制”
  • 「現場が勝手にツール導入」はガバナンス不在の典型例
  • DX検定では「経営戦略と整合させる」がキーワード

👥 RACIとは|“誰が何をするか”を明確にする役割分担フレームワーク

RACIは、
プロジェクトや業務における役割と責任を明確にするためのフレームワーク

DX検定では次の理解が問われる。

Accountable=最終責任者(成果に責任を持つ)


📘 RACIの4つの役割(表)

役割意味
R:Responsible実際に作業を行う担当者実務担当、エンジニア
A:Accountable最終責任者(承認者)部長、プロダクトオーナー
C:Consulted相談される専門家セキュリティ担当、法務
I:Informed情報共有を受ける人関係部署

🧩 RACIの図解イメージ(文章版)

R(実行) → A(最終責任)
      ↑
      C(相談)
      ↓
      I(共有)

💡 なぜRACIが必要なのか?

DXプロジェクトは関係者が多く、責任が曖昧になりがち。

  • 「誰が決めるの?」
  • 「誰が作業するの?」
  • 「誰に相談すべき?」
  • 「誰に共有すべき?」

これが曖昧だと、プロジェクトは必ず止まる。

RACIはそれを防ぎ、
意思決定のスピードと透明性を高める


🧩 ITガバナンスとRACIの関係性

文章図解で整理するとこうなる。

ITガバナンス:IT全体を経営と整合させる“仕組み”
RACI:プロジェクト単位で役割を明確にする“実務フレーム”

つまり、

  • ITガバナンス=全社レベルの統制
  • RACI=現場レベルの役割分担

両方が揃うことで、
DXプロジェクトが止まらず、経営と現場が同じ方向を向く


📝 今すぐ練習問題(Q41〜Q50)を解きたい方へ

学んだ内容をすぐ確認したい方は、こちらの問題アプリから挑戦できます。

👉 DX検定|練習問題(Q41〜Q50)

【一問一答形式】DX検定を受験する方へ! 無料の練習問題アプリ 41~50問

📘 第5編ー③へのつながり

IT統制と役割分担を理解した次は、
企業全体のシステム構造と運用の“見える化” がテーマ。

次の第5編ー③では、

  • EA(エンタープライズアーキテクチャ)
  • 可観測性(Observability)

をわかりやすく解説していくね。

【DX検定対策講座】第5編ー③|企業アーキテクチャと可観測性(EA・Observability)

上部へスクロール