統統計検定は、統計リテラシーを問う公的資格として人気が高まっています。 特に3級は学生から社会人まで幅広い受験者がいて、「どの参考書を選べばいいか迷う」という声も多く聞かれます。
この記事では、独学で統計検定3級合格を目指す方に必須の参考書・問題集をご紹介します。
2025年版として最新の情報にアップデートしていますので、これから勉強を始める方はぜひ参考にしてください。
👤 本記事の執筆者について
運営者:トモタツ
・広告代理店でのデータ運用経験を経て、IT企業でデータサイエンティストとして活躍。
・大手企業のデータサイエンスチームリーダーとして、ビジネス戦略に統計分析を活用。
・機械学習モデルの設計から運用までを担当し、プロジェクトマネージャーとしても多数の案件を成功に導く。
実務での統計活用経験をもとに「分かりやすく・使える統計」を意識して記事を執筆しています。
🔍 選書の基準
本記事で紹介する参考書は、以下の観点から選定しています:
- 実際に使ってみて学習効果が高かったか
- 独学者でも使いやすい構成かどうか
- 試験対策としての網羅性・実践力の有無
- 読者のレベル別(初心者〜中級者)に合わせやすいか
特に「必須レベル(重要度)」「難易度」「理解のしやすさ/実践力アップ/理論の深さ」といった軸で評価し、学習目的に合った書籍を選びやすくしています。
【独学での合格に必須な参考書】
まず大前提として、統計検定3級は独学でも十分に合格できる試験になります。
必要なのは合格するためにどの参考書をもとに学ぶかで、特に初学者の場合はどのテキストが重要なのかわからないと思います。
そこで、初学者だった私が1か月で合格できたお勧めの書籍を紹介します!特に最初に紹介する3冊さえあれば合格まで最短で到達することができます。
①日本統計学会公式認定 統計検定3級対応 データの分析

| おすすめ度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 購入必須度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 価格 | 2,420円(税込) |
この本は、「統計の基礎を図や事例を使ってわかりやすく学べる、入門書の決定版」です。
「平均・分散・標準偏差って何?」「確率ってどういう考え方?」というレベルの人でも、
読み進めるうちに自然と理解できるよう構成されています。
🔍 この本が必須な理由
- 初心者向けで、文章がとてもやさしい
- データ分析の流れ(集計 → グラフ → 推測)が理解しやすい
- いきなり公式問題集だけでは理解できない部分を補える
- 試験の “理解系の問題” がこの本でほぼカバーできる
👍 特に独学者におすすめ
統計検定3級は「理解できれば解ける問題」が多いため、
最初にこの本で基礎を固めることが最短ルートです。
①日本統計学会公式認定 統計検定3級・4級 公式問題集

| おすすめ度 | ⭐⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 購入必須度 | ⭐⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 価格 | 2,200円(税込) |
実力をつけるための唯一の公式問題集です。
試験形式の演習をするなら、この本が必須です。
統計検定は過去問が公開されていないため、
実際の試験形式を事前に知れるのはこの問題集だけ。
🔍 この本が必須な理由
- 公式問題集なので出題傾向が完全一致
- 本番と同じ形式で問題演習ができる
- 解説が丁寧で、弱点が明確になる
- 実際の試験の「難易度感」がわかる
👍 この問題集がないと…
- 本番で「見たことのない問題形式」に焦る可能性大
- 計算問題の練習量が不足
- 合格ラインの感覚がつかみにくい
独学者が最も苦手なのが「本番形式の慣れ」。
それを唯一補えるのが公式問題集です。
③基礎から学ぶ統計学

| おすすめ度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 購入必須度 | ⭐⭐⭐⭐ |
| 価格 | 3,450円(税込) |
公式本だけで足りない「理解の深さ」を補う1冊
この本は、文章・例題ともにとても丁寧で、理解が一気に深まる入門書。
「データの分析」よりも少し踏み込んだ内容まで扱っており、
3級の理解問題に強くなるうえ、2級を目指す人の基礎にもなります。
🔍 この本が必須な理由
- つまずきやすい概念(確率・分布・標本・推定)が丁寧
- 図解が多く、数学が苦手でも理解しやすい
- 公式問題集で解けなかった部分の復習に最適
- 3級の「理解力を問う問題」に強くなる
👍 公式問題集との相性が抜群
問題を解いてわからなかった箇所は、
この本に戻って読むことで理解が一気に深まります。
まとめ:独学で合格するなら、この3冊が最短ルート
統計検定3級を独学で突破するためには、正しい知識を体系的に学び、実際の問題形式に慣れることが欠かせません。今回紹介した3冊は、それぞれ役割が明確で、組み合わせて使うことで学習効率が一気に高まります。
- 『統計検定3級対応 データの分析』
→ 試験範囲を「最短距離」で学べる公式テキスト。まずはここで基礎を固めるのが合格への第一歩。 - 『統計検定3級・4級公式問題集』
→ 過去問を通じて出題傾向を把握し、得点力を高める“合格の決め手”。独学者には必須の1冊。 - 『基礎から学ぶ統計学』
→ 理解が曖昧になりがちな統計の概念を丁寧に補強してくれる最良の参考書。深い理解が最終的に安定した得点につながる。
この3冊をセットで使うことで、
「理解 → 演習 → 定着」 の学習サイクルが自然に回るようになり、短期間でも合格レベルに到達できます。
これから統計検定3級に挑戦する方は、ぜひ自分に合った学習ペースで、この3冊を最大限活用してみてください。
確実な基礎力が身につき、合格がぐっと近づきます。応援しています!
統計検定の無料問題にチャレンジ
統計検定3級に興味がある方、これから受験する予定の方に向けて無料の一問一答アプリを作成しました。
ぜひ一度チャレンジしてください!
【一問一答形式】統計検定3級を受験する方へ! 無料の練習問題アプリ 問1~10




